【本当のような嘘の話】

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【本当のような嘘の話】
来週、召集告示となる市会日程に向けて勉強会を重ねています。内容は『特別区設置協定書』です。
https://www.city.osaka.lg.jp/shikai/page/0000293929.html
改めて、事実関係を確認すればするほど、大阪市を廃止分割して特別区を設置することによる不利益が浮き彫りになってくると…所属議員一人一人が感じています。
とりわけ、「住民サービスが低下する」という不利益は明白です。
副首都推進局は「住民サービスは維持する」と強弁しますので、現在の事業所管局も「維持されるもの考えております。維持するように努めます。」と答えます。これは事実でしょう。
https://www.city.osaka.lg.jp/fukushutosuishin/cmsfiles/contents/0000492/492526/3huannyagimon-jimubuntan.pdf
副首都推進局がQ&Aで示した答えも、嘘とは言い切れません。
しかし、「住民サービスが維持される」のは大阪市が廃止される特別区設置の瞬間においてであって、新たな特別区長が選挙で選ばれた時点において、約束されることではないのです。
逆に言えば、新たに選挙で選ばれる特別区長が現状の住民サービスを維持することに縛られるとするならば、特別区長が独自の住民サービスなどできなくなってしまうのです。
ややこしいですよね。
Q&Aをピックアップした添付画像の赤線囲いの部分などは、極めてテクニカルなお役所言葉であり、読み解いていけば「住民サービスは維持されない」ことの証明にもなるのです。
今後、9月3日に向けて、議会報告と合わせて、詳細についてお伝えして参ります。

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