大阪市における特別区設置に関する住民投票の結果が、反対多数となったことを受け見解を申し上げます。
まずは、この間の私たちの活動に対してご協力くださった様々な立場の皆様方に心から感謝と御礼を申し上げます。

このような地方自治制度の変更に関する住民投票は、政治的な対立の中で進められるものではなく、多くの時間をかけ十分な議論を経て行われるべきものであります。市民の皆様の合意形成の過程もなく、理解が浸透するに至るには余りにも性急な日程で進められてしまった結果として、大阪市民の中にまで対立を生んでしまったことは大変残念であります。

次に、反対多数になったからと言って、市民が大阪市政に対して「現状維持」を求めているとは全く考えていません。逆に、賛成・反対にかかわらず、多くの市民の中では、大阪市政における閉塞感を打破してほしいという思いが強いこと、その打開策を示せない今の政治に大きな不満を持っておられることを、改めて私たちは認識を強く持ちました。

従って、大阪市民の思いに応えるためにも、またこのような対立に終止符を打つためにも、賛成・反対という対立を乗り超えて、大阪市民の心が一つになれるよう、大阪市政の不断の改革を推し進め、大阪の閉塞感の脱却するための成長戦略、一人一人の市民の豊かに暮らせるような住民サービスの充実など、未来につながる政策の立案と実現に向け邁進しなければなりません。

「大阪市は存続させるが、より良い方向へと改革して欲しい」という絶妙な民意の現れであったと、この結果を真摯に受け止め、自民党大阪市会議員団は覚悟を持って取り組むことをここに表明いたします。